釣りメーカーのジャクソンが、2025年10月4日に静岡県・三保内浜でクリーンアップ活動と稚魚放流を実施しました。釣り人が自ら海を守るこの取り組みは、業界全体に広がりつつある「釣り場の持続可能性」を考えるうえでも注目のイベントです。本記事では、活動の背景・内容・釣り師として参加する意義をまとめています。
ジャクソンが取り組む「1% for Social Good」とは

ジャクソンは釣り具メーカーとして知られる一方、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。今回の活動は「1% for Social Good」というコンセプトのもとで企画されました。
「1% for Social Good」とは、売上や活動の一部を社会・環境のために還元するという考え方です。釣り具メーカーが漁場の環境改善に直接関わることで、持続可能な釣り文化の育成につなげることを目的としています。
釣り人は海・川・湖の恩恵を受けて楽しみを得ています。その釣り場を次世代に残すために、釣りコミュニティ全体で環境保全へ取り組む機運が高まっています。ジャクソンの活動は、そうした流れを象徴する取り組みのひとつといえます。
活動の概要:三保内浜クリーンアップ&稚魚放流
開催場所:三保内浜(静岡県)
三保内浜は、静岡県清水区の三保半島に位置する砂浜です。サーフフィッシング(砂浜からの釣り)のポイントとして釣り人に親しまれており、ヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュ(平らな体型の底棲魚の総称)が狙える釣り場として有名です。
その一方で、海岸には漂着ゴミや釣り糸・仕掛けの残骸なども散見されるのが現状です。美しい釣り場を維持するためには、利用者自身が清掃活動に参加することが求められています。
活動内容①:クリーンアップ活動
砂浜に流れ着いたゴミや、釣り人が残したラインや仕掛けなどを参加者全員で回収します。クリーンアップ活動は短時間でも大きな効果があり、初めて参加する方でも気軽に加わりやすい内容です。
釣り場のゴミ問題は全国共通の課題です。特にプラスチックゴミは海洋生態系に深刻な影響を与えるとされており、釣り人として意識的に取り組みたいテーマです。
活動内容②:稚魚放流
クリーンアップとあわせて、稚魚(幼魚)の放流活動も行われます。稚魚放流は、漁業資源の回復・増大を目的とした取り組みです。放流された魚が成長し、将来的に釣れる魚として戻ってくることを期待して行われます。
釣り人が直接この活動に関わることで、「釣るだけでなく、育てる」という意識が自然と芽生えます。特に子どもや釣り入門者にとっては、命の大切さを感じられる貴重な体験になるでしょう。
釣り師にとっての参加意義
釣り場を守る「釣り人自身の責任」
釣り人が釣り場を使い続けるためには、釣り場の環境を維持・改善することが不可欠です。行政や漁協任せにするのではなく、釣り人自らが動くことが、釣り場の継続的な利用につながります。
こうした活動に参加することで、釣り場への愛着が深まり、ゴミのポイ捨てや立入禁止エリアへの侵入など、マナー違反の抑止にもつながると考えられます。
仲間とのつながりが生まれる場
クリーンアップイベントは、普段は顔を合わせない釣り仲間と出会える場でもあります。地域の釣り人、メーカースタッフ、ベテランアングラー(経験豊富な釣り人)と交流できるのは、こうした活動ならではの魅力です。
情報交換や技術向上のきっかけになることも多く、釣り仲間の輪を広げるうえでも参加をおすすめします。
家族・子どもと参加しやすいイベント
稚魚放流は特に子どもに人気のプログラムです。大掛かりな装備が不要で、体力的な負担も少ないため、ファミリーでの参加にも向いています。釣りを通じて自然に親しむ入口として、こうしたイベントは非常に価値があります。
参加を検討する方へ:確認すべき事項
今回紹介しているのは2025年10月4日開催の告知情報です。次回参加を希望する方は、以下の点を事前に確認することをおすすめします。
- 公式サイトで最新情報を確認する:定員や受付状況、当日のスケジュールはジャクソン公式サイトで随時更新される可能性があります
- 持ち物・服装の準備:砂浜での作業になるため、動きやすい服装と手袋の持参をおすすめします
- 天候・海況の確認:海岸での活動は天候に左右されます。当日の海況や気象情報を事前にチェックしてください
- 参加費・申込方法:公式サイトまたはジャクソンの公式SNSで告知内容を確認してください
釣り業界全体に広がる環境保全の流れ
近年、釣り具メーカーや釣り関連団体による環境保全活動は増加傾向にあります。漁業資源の減少や海洋プラスチック問題が社会的に注目されるなか、釣り業界も積極的に対応姿勢を示しています。
ジャクソンのような取り組みが広まることで、「釣りは自然に悪影響を与える趣味」というイメージを払拭し、釣りという文化そのものが社会に認められやすくなることが期待されます。釣り人一人ひとりが環境保全を意識することが、釣り場の未来を守る第一歩です。














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